研修医だより
■2024年度
研修医だより秋号(2024.10)
研修医だより夏号(2024.7)
先輩医師の声
初期研修医岩田 玲
わからないことをそのままにしない体制が整っている
学生時代、当院に見学に伺った際に、救急外来で初期研修医の先生方が主体的に患者さんの対応をしている姿が印象的で、自身もこうなりたいと思い、当院を初期研修先として選択しました。
3年目以降も継続して専門医取得を目指せること、志望科の先生が熱心に研修医・専攻医を指導されており、学生だった私にも優しく丁寧に接してくださったことが志望動機の一つです。
初めての救急外来当番では、いざ患者さんを目の前にすると頭が真っ白になりましたが、研修医2年目の先生方がサポートしてくださり、やりきることができました。2年目の先生方や上級医の先生方は優しく、丁寧に教えてくださるので、困ったときに質問できる環境が心強いです。救急外来で自身がオーダーしたCT画像を放射線科の先生と復習したり、ERカンファレンスで重要な症例を振り返る機会が設けられていたりと、わからないことをそのままにしない体制が整っていることにも魅力を感じています。
また、同期は、出身大学はバラバラですが、明るい人が多く、すぐに打ち解けられました。後輩が入ってきた際には、2年目の先生方のように、何でも聞いて!と言える頼れる先輩になりたいです。
外科加藤 龍太郎
「病院全体で研修医を育てていこう」という雰囲気に魅力を感じました
私は学生の頃から志望科を決めており、まず3年目以降も研修を行える病院を探しました。当院を第一志望にした理由は、3年目以降も専攻医として研修を続けられるのはもちろん、愛知県内有数のロボット支援手術件数を誇り、他院より研修医の頃から関わる機会が多いと考えたからです。
また、見学した際に、研修医の明るさ・フレンドリーさ、上級医の先生方やメディカルスタッフの方を含め「病院全体で研修医を育てていこう」という雰囲気が印象的で、研修医がのびのびと研修できると感じたからです。
当院の救急研修は、基本的に研修医がファーストタッチを行います。研修医の裁量が大きく、自由度が高いですが、その分責任も大きいです。アセスメントや画像の読影に難渋する患者さんを、帰宅可能と判断するのか、上申すべきかと悩むことは少なくありません。しかし、先輩研修医や救急外来医の先生、重症患者さんについては麻酔科の先生から都度サポートを受けることができます。悩んだら相談できる体制が整っているため、とてもありがたいです。
また、同期とは、ほとんどが入職してから知り合った仲ですが、ローテーションを一緒に乗り越えていくことで、すぐに仲良くなり、楽しい研修生活を送ることができています。プライベートだけでなく、仕事中も研修医同士で盛んにコミュニケーションを取れる環境が整っていると感じます。研修医室では10台ほど電子カルテが横並びになっており、研修医同士で担当患者さんの病態や治療法、救急外来での対応などについて日々相談、情報共有することで経験を重ねています。
先輩方は入職当初から、右も左も分からない私たちのために、電子カルテの使い方からローテーションでの立ち振る舞い、救急外来でのイロハなどを一から丁寧に教えてくださり、そのおかげで安心して研修できています。私も後輩に対し、そのように接したいと思います。
内科佐藤 宏樹
研修するためのサポートは万全。学んだことを生かし実践する環境にも恵まれています
当院での専門研修を選択したのは、地域の中核病院として初期治療から先進医療まで担っている総合病院のため多くの症例を経験でき、1年目では各内科臓器のローテートとなるため、内科専門医として必要な知識や技術を身につけることができると感じたからです。
症例はメジャーな疾患だけでなく、重症疾患や稀な疾患も数多く経験でき、検査や手術などの件数も多いため、手技を習得できる機会も多いのがメリットです。救急外来にも多くの受診があるため、初期治療から一貫した診療を行うことができます。
重症患者や難しい病態の患者さんの診療では悩むことが多いですが、医師間の垣根が低く、直接の指導医のみではなく集中治療部や他科の医師にも気楽に相談することができ、一歩ずつ課題を乗り越えました。患者・家族の皆さんとの接し方など、基本的なことを他のスタッフから教えていただける場面もあります。大変なことがあった時に話をして共有できる同期がいることも励みになりました。
また、指導医と治療方針について、ガイドラインなどの文献を参考に相談していた時に「本当に患者・家族の皆さんにとって幸せなことなのかを考えよう」というアドバイスをいただきました。知識の豊富な指導医が全人的なアプローチも大切にしていると感じました。経験豊富で教育熱心な指導医が数多くいることも当院の魅力の一つです。
当院はさまざまな症例、優しくて優秀な指導医、先進医療の設備、充実したプログラムと研修するためのサポートは万全で、学んだことを活かし実践する環境にも恵まれています。是非、一度見学にお越しいただき、一緒に研修をしましょう。