地域連携パス
地域連携パス
当院は、地域の診療所(かかりつけ医)と連携して、それぞれの機能に応じた役割分担を行っています。この中で、当院は救急・急性期の緊急性の高い医療の提供を担当しています。
地域連携パスとは、当院で治療を受けた患者さんについて、かかりつけ医と当院の双方が連携し、治療計画に沿って継続的に診療を行うための仕組みです。
地域連携パスには、「一方向性連携パス」と「循環型連携パス」の2種類があります。
一方向性連携パス |
脳卒中などの急性疾患に罹患したとき、まず急性期病院に入院し、その後回復期リハビリテーション病院への転院が必要となった場合、医師・看護師・リハビリテーション科スタッフなど多職種の情報や診療計画を転院先にスムーズに引き継ぎます。 当院では、大腿骨頸部骨折地域連携パスと脳卒中地域連携パスを運用しています。 |
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循環型連携パス |
糖尿病など、長期にわたり診療していくことが必要な疾患について、普段の診療はかかりつけ医が行い、必要に応じて当院を受診していただき、かかりつけ医の支援をします。 当院では、がん地域連携パス(肺がん、乳がん、肝がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん)、狭心症・心筋梗塞地域連携パス、心不全地域連携パス、心房細動アブレーション地域連携パス、糖尿病地域連携パス、CKD地域連携パスを運用しています。 |
医療~介護の連携
当院は、急性期の治療を行う病院です。当院での治療が終了した時点で退院していただくことになります。
退院先には、自宅・病院・施設などがあります。住み慣れた地域で生活していただくことを目指し、支援していきます。
また、医療から介護へのつながりを大切にし、ケアマネジャーや介護・福祉サービス事業者などとも連携をはかっています。
入院前に、介護保険サービスを利用されていた場合は、病棟看護師にお知らせいただくようお願いいたします。