循環器センター
患者の皆さまへ
循環器疾患とは心臓、動脈、静脈などの脈管系に関連する全ての疾患を対象としていますが、その症状はさまざまで、紹介により受診する人は少なくありません。
多くは高血圧、不整脈、心疾患、その他動脈硬化による大動脈、末梢動脈の病気で、これらを専門的に診断治療していきます。
中には無症状でありながら命に直結する病気もあり、早急な治療が必要となることがあります。循環器疾患治療の分野は進歩がめざましく、内科と外科の境界もあいまいとなりつつあります。当院の循環器センターでは内科と外科の両方の立場から検討し、より良い医療を提供することが可能です。
循環器センターのご紹介
循環器系の疾患は迅速な対応を要することが多くあり、循環器内科医と心臓血管外科医の緊密な連携が非常に大切です。緊急で治療が必要な疾患とは急性心筋梗塞、不整脈、大動脈解離、大動脈瘤破裂、急性動脈閉塞などです。当院では1996年より循環器内科医と心臓血管外科医の合同で循環器センターを開設しており、24時間緊急の患者さんに対応できるよう夜間、休日もCCU当直医が待機しています。医院、開業医からの受け入れも可能で、緊急カテーテル治療や緊急手術を行うことができます。
心臓リハビリテーション
心臓病や開心術の後は安静を必要とする時期もありますがそのままでは筋肉が萎縮して体力も落ち、元の生活を送ることができなくなってしまいます。心臓リハビリではトレッドミルやエルゴメーターという運動器具を利用し、個人それぞれに応じた運動療法を行います。運動療法により筋力や持久力の改善が得られるだけでなく運動できる範囲も分かり、精神的な不安も改善する効果があります。
スタッフ構成・資格
循環器内科医 | 7名 | 心臓血管外科医 | 3名 | 体外循環技術認定士 | 3名 |
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