内視鏡センター
患者の皆さまへ
「おもてなし」の心で患者サービスを向上いたします
内視鏡検査には、消化器内視鏡・気管支鏡検査があり、内視鏡検査室では主に消化管内視鏡検査・治療を行い、X線透視装置のあるTV室では、透視の必要な消化管・胆嚢・膵臓・気管支の内視鏡検査・治療を行っています。センター化により、内視鏡検査を受ける患者さんに快適な環境を整え、医師・スタッフの動線が短く内視鏡診療の効率化をはかることが可能となりました。
患者さんに対し、検査前から検査後まで内視鏡センター専従スタッフが対応することで、より専門性を高めた医療を提供し、「おもてなし」の心で患者サービスの向上につなげていきたいと考えております。
何か疑問点があれば遠慮なく医師・スタッフにご相談ください。
内視鏡センターのご紹介
高性能器機と快適な空間で皆さまをお迎えします
内視鏡センターの広さは733㎡で、受付・待合室・リカバリー・トイレ・更衣室・面談室をセンター内に配置し、皆さまに快適にご利用いただける環境を整えています。また、高画質画像・高機能な内視鏡器機をそろえ、 がんの診断・治療のみならず、緊急内視鏡診療を24時間体制で行っています。
内視鏡検査室4室とX線透視ができるTV室3室、合計7室の検査室を整え、センター内で全ての内視鏡診療が可能です。テレビ室のうち1室は陰圧室で、空気感染対策が必要な気管支鏡・胸腔鏡検査(結核検査など)に効果を発揮します。
なお、2023年度の検査件数は8,279件(消化器内視鏡8,000件、気管支鏡・胸腔鏡279件)と、県内屈指の内視鏡検査件数を誇っています。詳しくは消化器内科、呼吸器・アレルギー疾患内科のページをご参照ください。
内視鏡的治療
早期消化管がんの内視鏡的治療は、 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を2005年より導入し、2024年3月までに行った約1,400例に対して良好な成績を収めています。また、暗黒の大陸といわれてきた小腸疾患の診断・治療にも力を入れており、いち早くダブルバルーン内視鏡(小腸内視鏡)を導入し、負担の少ない小腸カプセル内視鏡も行っています。
安心の検査
使用した内視鏡は、日本消化器内視鏡ガイドラインに沿って、適切に内視鏡の洗浄、消毒を1本ずつ行っています。また、胃カメラ・大腸カメラの前には、オリエンテーションビデオを見ていただき、検査の概要をご理解いただいてから検査を行うようにしています。
最近の患者さんのニーズに応え、内視鏡検査をスムーズに受けられるように鎮静剤使用下の内視鏡も導入していますので、ご希望の方は遠慮なく担当医にお伝えください。
スタッフ構成・資格
消化器内科医 | 12名 | 臨床工学技士 | 3名 |
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呼吸器・アレルギー内科医 | 7名 | 看護助手 | 1名 |
看護師 | 11名 |
日本消化器内視鏡認定技師免許取得者11人