ケアマネジャーの方へ
当院は、地域の診療所(かかりつけ医)・療養病棟(病床)・回復期リハビリテーション病院(病床)・介護施設などと連携して、それぞれの機能に応じた役割分担を行っています。
当院は、救急・急性期の緊急性の高い医療の提供を担っています。
治療が終わり、病状が落ち着くと自宅や、病状によっては病院や施設への転院となります。
退院支援に関するお問い合わせ
TEL 0566-25-8286(直通)
退院支援の取り組み
当院では、入院早期から退院後の生活を視野に入れた退院支援を行っています。
退院支援の流れ
- 医師から病状や治療、入院期間などについて説明があります。
- 病棟看護師が、患者さんの状況などについて伺います。
- 入院3日以内に、退院を難しくする要因を確認し、必要に応じて支援をします。
- 退院先の選定・調整をします。
- 専門職による医療チームで退院を支援します。
私たち医療チームは、病院から地域へ、医療も介護も途切れることなくつなぎ、住み慣れた地域で患者さんが安心して暮らせるように日々努めてまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。
当院とケアマネジャーとの連携マニュアル
当院は、刈谷市内のケアマネジャーとの連携強化のために、刈谷市長寿課と共に、円滑な連携を目指して連携マニュアルを作成しました。連携マニュアルには、以下の内容が掲載されています。必要な方はダウンロードしてご利用ください。
刈谷豊田総合病院と介護支援専門員との連携マニュアル- 1.
- はじめに
- 2.
- 用語の定義
- 3.
- より良い連携のために
- 4.
- 刈谷豊田総合病院の役割
- 5.
- ケアマネジャーなどの役割
- 6.
- 個人情報の取り扱い
- 7.
- 連携に関連する診療報酬・介護報酬
- 8.
- 入退院情報連携シート
- 9.
- 連携フローチャート
- 10.
- フローチャート各項目の留意事項
- 11.
- Q&A
■関連帳票ダウンロード
- 入退院情報連携シート
- 介護支援連携の情報提供書です。
- 入退院情報連携シート(刈谷豊田総合病院用)
- 病院名・FAX番号が記載された情報提供書です。
- 担当医連絡票
- 担当医師への連絡用紙です。
Q&A
- サービスの決定
- 在宅の介護サービスの決定はどのように行われるのですか? 在宅の介護サービスは、利用者と契約を結んだ事業所の担当ケアマネジャーなどがアセスメントを経て、利用者などの意向、関係機関の専門的見地による意見等を踏まえてケアプランを作成し利用者が同意することで、その内容が決定されます。利用する介護サービスが決まると、利用者がサービス事業所を選択し、当該サービス事業所と契約を結びます。利用者の同意なく、介護サービスを決定したり、サービス事業所を選択することはできません。
- 介護保険変更申請
-
現在の要介護度が患者さんの状態にそぐわず、患者さんに変更申請を勧奨する場合、留意することはありますか?
患者さんに勧奨する場合は、事前に担当ケアマネ等に相談してください。留意点としては、次の2点です。
1.サービス事業所は、介護サービスを提供すると、介護保険者(市町村)に対し介護報酬を請求しますが、変更申請中で認定結果が出るまでの間は、請求することはできません。この間に請求した場合は審査を通過せず、報酬が支払われずにサービス事業所に差し戻されます。
2.変更申請により要介護度が重度になると、デイサービスや施設入所サービスなどで利用料が高くなります。 - 暫定で介護サービスを利用する場合
-
介護保険新規申請の認定結果が出る前に暫定で介護サービスを利用する場合、留意することはありますか?
患者の状態から要介護度を見込み、暫定でケアマネジメント業務を行って介護サービスを利用することになりますが、留意点としては次の2点です。
1. 手続きが煩雑になるリスク…見込んだ認定と異なる結果が出ると(要介護と見込んだが結果は要支援だった、あるいはその逆)、ケアマネジメント業務の担当が変わるため、契約をし直すことになります。
2. 金銭的リスク…見込んだ要介護度と異なる結果が出ると、サービス内容によっては介護保険の適用を受けられず、利用料が全額自己負担となる可能性があります。このため、金銭的なリスクを伴うということをあらかじめ患者さんなどに説明し、了解を得ておく必要があります。 - 介護報酬
- 連携シートの項目は、介護報酬(居宅介護支援費の入院時情報連携加算および退院・退所加算)の算定要件を満たす情報ですか? 連携シートが介護報酬の算定要件を満たす情報であるか否かの判断については、あらかじめ対象となる患者さんの介護保険者(市町村)にご確認ください。