病院長あいさつ
あいさつ
多くの施設認定を受け、地域の中核病院として高い診療レベルを確立
刈谷豊田総合病院は、愛知県西三河南部西医療圏の地域中核病院として、地域の皆さんへ高度急性期医療、急性期医療を中心に提供し、おかげさまで2023年3月には開院60周年を迎えることができました。2024年度からは、次なる10年に向けて、決意を新た歩みを進めているところです。
当院は、「地域医療支援病院」、「災害拠点病院」、「救命救急センター指定病院」、「愛知県がん診療拠点病院」、「日本医療機能評価機構認定病院」など多くの施設認定・指定を受けており、高い診療レベルとその提供体制を確立・維持しています。
これらの特徴を生かして、「温かい思いをこめた、質の高い保健・医療・福祉サービスを提供します」を病院方針として、医療法人豊田会の理念である「保健・医療・福祉分野で社会に貢献します」を実現すべく努めてまいります。
なお、2023年5月から新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置づけが5類へ引き下げられましたが、決して終息したわけではありませんので、引き続き十分な感染対策を行いながら診療体制を維持していく所存です。
3つの「幸せ」をお届けできる病院でありたい
私は、2024年4月に病院長を拝命いたしました。病院長就任に際し、私の目標をお伝えして、皆さんと共有できればと思います。刈谷豊田総合病院は3つの「幸せ」をお届けできる病院でありたいと考えています。
1つ目は「患者さんの幸せ」です。患者さんが適切な治療を安心・安全に受けられるよう、医療者は最新の知識と技術を習得し、また医療倫理にも十分に配慮した患者さん本位の医療を提供できるよう努めます。
2つ目は「地域の幸せ」です。地域医療構想に基づいて地域の医療機関との連携をさらに強化していくことで、いつでもどこでも適切な医療が受けられる医療圏を目指します。また、地域の皆さんにいつまでも安心して暮らしていただくために、救急医療・災害医療提供体制を維持いたします。
3つ目は「職員と家族の幸せ」です。職員一人一人が誇りをもって働くことのできる病院であることを目指します。働き方改革を積極的に進め、ワークライフバランスの改善に努めます。それがひいては、「患者さんの幸せ」、「地域の幸せ」につながると確信しています。
責任の重さに身の引き締まる思いですが、全ての職員と力を合わせて、患者さんやそのご家族の皆さん、地域の皆さんの幸せに貢献できるように努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。