「理想の医師への第一歩」
- 臨床研修センター センター長
- プログラム責任者
- 武田 直也
あなたは将来、どのような医師になることを目標としていますか?
当院で初期研修を2年間行うと、医師としての土台となる基礎診療能力を自然と身に付けることができます。
なぜならば、当院がスーパーローテート研修を採用し、屋根瓦方式「教えることで学ぶ」という最適な教育サイクルを確立しているからです。
また、指導医のみならず看護師、薬剤師など病院のスタッフ全体が研修医を教育する文化が醸成され、臨床研修に最適な環境が整っています。ERカンファレンス(毎週開催)や、PBLレクチャーなどの教育サポートツールも充実させており、さらに希望者には、トーマス・ジェファーソン大学(米国)での研修も可能としています。
2年間、当院の様々な研修サポート体制を利用しながら「断らない救急」体制の下、多くの経験を積むことで自分が目指す「理想の医師」が明確となり、研修修了時にはそのスタートラインに立てることを確信しています。そして、専門研修へスムーズに移行できることを保証します。
さあ、ぜひ私たちと一緒に、理想の医師へ向けての第一歩を踏み出しましょう。
当院は刈谷市・高浜市ならびにトヨタグループ8社が、「社会貢献」を基本理念に設立した医療法人豊田会を運営母体としており、地域医療に貢献する中核病院として、初期治療から高度先進医療の全てに対応可能な総合病院です。
また、地域医療支援病院、愛知県がん診療拠点病院、救命救急センター指定医療機関、災害拠点病院指定医療機関(地域中核災害医療センター)、愛知DMAT指定医療機関などに指定されています。
2024年度は36名の初期研修医(たすきがけ2名含む)が在籍しています。出身大学は名古屋大学、名古屋市立大学、藤田医科大学、東北大学、岩手医科大学、国際医療福祉大学、信州大学、獨協医科大学、筑波大学、浜松医科大学、富山大学、金沢大学、関西医科大学、大阪医科薬科大学、兵庫医科大学、川崎医科大学、島根大学、大分大学、九州大学と東海・北陸地区にとどまらず、さまざまな地域に広がっています。
初期研修修了後は全科において継続研修が可能です。2023年度の2年目研修医16名(医科)のうち15名が当院での専門研修に進みました。
初期から専門まで、症例数・指導医ともに豊富な当院で一貫した研修を通して、医師としての基本姿勢・態度を確立してください。
当院は、1993年4月に厚生労働省より臨床研修病院指定を受け、医学教育の一環として研修医の育成に努めております。また、2011年2月1日にはNPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)による初回の認定を受けました。
JCEPは、「国民に対する医療の質の改善と向上を目指すため、臨床研修病院における研修プログラムの評価や人材育成などを行い、公益の増進に寄与することを目的としている」機関です。このような第三者による評価を定期的に受審することで、当院の臨床研修の現状を客観的に把握し、検証・改善に取り組み続けてきました。
医学生の皆さんには、質的向上を追求し続ける当院の研修プログラムを選んでいただきたいと思います。
今後も研修医を育成するにあたり、医療の果たすべき社会的役割を認識させ、基本的な診療能力が身に付けられるよう取り組んでまいります。 また、保健・福祉など医療と密接に関わる分野についても基本的な知識を身に付け、社会人としての規律を守り、医師として思いやりのある人格を育んでまいります。そして、チーム医療を実践し、安全・安心で満足の得られる患者さん中心の良質な全人的医療を実践できるよう推進してまいります。
詳しい概況は病院概況ページをご覧ください。