医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院

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診療放射線技師を目指す方へ

ごあいさつ

一人一人が目標を持ち、 仕事を楽しむことができる組織を
目指しています

放射線技術科は放射線を扱うスペシャリストとして、常に進歩する医療技術に対応するために知識を深めて技術を磨き、医療画像の診断能向上に努めています。また、「患者さん第一の医療」を実現するために、他職種との連携を深めながら医療人としてのスキルを身に付け、組織人として自立したモラルある人材を育成しています。
一人一人が目標を持って達成に向けて自発的に取り組むことができ、仕事に対して満足感を覚え楽しむことができる組織を目指しています。
さまざまな環境の変化を良い機会と受け止め、前向きにチャレンジできる人を求めています。

放射線技術科部長河野 泰久

グループ紹介

一般・TVグループ 特殊撮影グループ 救急グループ

一般・TVグループでは、他グループからの支援を受けながらの業務ですが、それぞれの持っている情報や専門的知識を生かしながら、自分の得意分野での力を思う存分発揮しております。特にTV検査では、消化器内科や整形外科、泌尿器科などの各科と協働で検査を行い、技師が注腸やUGIを担当しています。

特殊撮影グループでは核医学検査・アンギオ・放射線治療を行っています。
核医学検査では、放射線科医と共にガンマカメラ検査・PET-CT検査を行っています。画像情報について綿密に連携し、検査の質向上に心がけています。

アンギオでは、頭部血管手術(コイリング)、CTA+TAEやステントグラフトなどのIVRおよび血管造影などの業務を行っています。また、医師・看護師とのチーム医療を実践して効率的でより効果の高い治療・検査を心がけながら、夜間の呼び出しを含め24時間体制で対応しています。

放射線治療では、リニアック装置による放射線治療業務を行っています。患者さんのメンタル・プライバシーに充分な配慮をしながら、放射線科医と連携してより精度の高い治療を心がけています。
平成26年10月ごろには、新しいリニアック装置の導入を予定しています。

救急グループでは、CTとMRIの検査を行っています。特に、CT室は救命救急室より直接アプローチできる扉を備え、一般患者と接触させずに救急患者を受け入れ、医師・看護師と連携して迅速な検査を施行しています。
救急診療では初期対応が大変重要です。より正確な処置を行えるよう、外傷病院前救護ガイドラインを取得したJPTECプロバイダーの診療放射線技師を中心に、スタッフの救急医療の知識習得にも力を入れています。

病棟グループ 超音波・乳腺グループ 健診グループ 情報グループ

病棟グループでは、患者さんのプライバシーと導線への配慮を基本コンセプトにして、入院中の患者さんを中心にX線撮影・CT・MRIの検査を行っています。入院患者さんは手術直後の方や車いす・ベッド搬送の方が多いため、患者さんへの配慮を第一に安全な撮影・検査に注意を払っています。また、患者さんとコミュニケーションを取りながら、日々笑顔を忘れずに業務に当たっています。

超音波・乳腺グループでは、超音波検査(腹部・その他表在領域)と乳腺検査(乳腺超音波・乳房撮影)を行っています。
超音波検査グループでは、初期研修医の超音波研修を担当し、高度なテクニックを要する場合などは、救急室での超音波検査をサポートします。

乳腺検査は、乳腺疾患の患者さんをより専門性の高い知識と技術でサポートできるよう、乳房撮影(マンモグラフィー)と乳腺超音波検査の双方を一人の診療放射線技師が担当できる検査環境を整備しています。また、インターベンションにおいては乳腺外科医と連携し、意見交換しながら正確な検査の遂行を目指しています。

健診グループでは、胸部撮影、マンモグラフィー、上部消化管造影検査、骨密度、超音波検査全般に8~9人の診療放射線技師が従事し、検査結果を提出しています。より精度の高い健診を受けていただけるよう、がん発見率の算出や定期的なカンファレンスを行っています。
平成26年10月にオープンする健診センターには高性能機器を導入し、さらなるサービスの向上を目指します。

情報グループでは、一日に行われる検査の画像情報をPACS(Picture Archiving and Communication System)で管理し、速やかに読影室・診察室へ画像配信するためのサーバーメンテナンスを行っています。また、正確な読影が行えるように、定期的に医用画像表示モニターの管理・調整を行うことも重要な業務の一つです。それ以外にも、RIS(Radiology Information System)のメンテナンスや装置間ネットワーク整備、業務改善に伴うシステムの検討など、診療放射線技師が携わるIT全般を管理しています。
IT社会の到来により、病院システム全体もアナログからデジタルへ(紙カルテから電子カルテへ、フィルムから画像データへ)と変わりました。今や診療には絶対に欠かすことのできない画像データを迅速かつ正確に読影できる環境作りを第一に考え、医療サービスの向上に貢献しています。

その他にも、東分院・高浜分院に技師が配置されており、定期的にローテーションを行いながら協力体制を構築しています。

教育体制

「教育」を大切にする風土

放射線技術科では、「患者さん中心の医療」をスタッフ一人一人が実践できるような組織を目指しています。従って、この姿勢は当然新人技師にも求められます。
しかし、新人技師は、多様な撮影業務の習得に加え、先輩だけでなく他職種スタッフとの人間関係の構築、さまざまな疾患を持った患者さんへの接遇と医療の提供など課題は多く、不安で慣れない職場環境で入職後すぐに「患者さん中心の医療」を実践することは容易ではありません。
そこで当科では、新人教育のために「プリセプター制度」を導入しています。一人の新人技師(プリセプティ)を一人の先輩技師(プリセプター:教育担当者)が担当し、初年度の1年間で技術や知識の習得、患者さんを迎える心構え、周囲のスタッフとの連携などあらゆる面でサポートをします。
次年度では、新人期間での成長を補いつつ好奇心を促し、自主性を養うことを目的に2年目技師教育も行っています。1年目技師教育とは異なり、各々の置かれた立場に応じて支援をします。メディカルスタッフの一員としてチームで連携し、かつテクノロジストとして専門的知識を発揮できるよう、2年目では複数の担当者により多角的にサポートをします。
このようにプリセプターが中心となり、撮影技術・研究活動・患者接遇など“学びたい意欲・向上心”を持った新人技師を育てる職場環境を整えています。
当科では、教育に関わる先輩技師が新人技師と共に考え、共に行動することで、共に成長することを目指しています。

ローテーションの頻度

放射線技術科では、あらゆる診療科からのX線撮影、CT、MRI、US、RIなどの検査依頼に対応しています。
総合診療体系の診療放射線技師として、幅広い臨床知識を持って多様な装置に総合的に対応できるジェネラリストが必要です。さらに、各診療科または各装置専属で専門性を極めるスペシャリストが医療の質を高めることで、患者さんへの貢献につながります。
1年目技師は、夜勤に必要なスキルである一般撮影・ポータブル撮影・TV検査・救急対応CT検査・救急対応MRI検査に対応できるよう、半年間の研修期間を設けています。その後、それぞれのグループに配属され4~5年をローテーションの目安として各検査を担当します。
「検査技術の向上と診療支援」を目指し、固定概念にとらわれない幅広い視野を持った診療放射線技師となるために、各スタッフの才能や性格、患者貢献に対する希望、将来のビジョンに十分に配慮した上で適材適所のローテーションを行っています。広範囲にわたって知識を持ち、何にでも対応できる「ジェネラリスト」を目指すのか、「この分野なら誰にも負けない」という強みを持つ「スペシャリスト」として一つの道を究めるのか、個人の希望を鑑みながら、その時々の医療情勢に適応する診療放射線技師を育成しています。
また、多職種が連携する救急医療や手術、病診連携にも、診療放射線技師が積極的に参画しています。

資格取得の取り組み

さまざまな認定取得に対して支援を行っています。

放射線技術科では、学術的研究活動ならびに学会発表や、診療放射線技師会認定をはじめ、さまざまな認定取得に対する支援を行っています(表参照)。放射線診断領域に関するキャリアアップ・スキルアップは「広く認められる診療放射線技師であるべき」という考えに基づいています。
病院業務に支障を来さない範囲で、大学院への通学や社会人講座への参加も認めており、幅広い視野を持つ医療従事者の育成に努めています。

取得資格を見る

先輩からのメッセージ


平成22年入職鵜飼 智子

私は入職して半年後に核医学グループ配属になりました。院外の研究会に積極的に参加し、研究発表は2回経験しました。核医学検査室では、放射線科医と協議しながら撮影法や再構成法を工夫しています。より良い検査について熱い討論を行い、貴重な経験をしました。
配属先とは異なりますが、乳腺分野にも興味があったので、検診マンモグラフィ撮影認定技師取得を目指し勉強しました。先輩の温かい手助けもあり、資格取得の夢が叶いました。現在は配属先が病棟グループとなり、一般撮影・CT・MRI検査を当番制で担当しています。さまざまな検査内容に加え、患者対応の重要さも学ぶことができる素敵な部署だと感じています。
当院は、若い技師が多くて活気があり、新人をサポートする体制がしっかりしています。自分の可能性に挑戦したいという意欲的な方、ぜひ当院へ足を運んでください。お待ちしています。

経歴

平成22年4月~ 一般撮影・TVグループ
平成22年10月~ 核医学・治療グループ
平成25年4月~ 病棟グループ(核医学・治療グループ兼務)

取得した認定資格

平成24年4月 放射線管理士
平成24年4月 放射線機器管理士
平成24年11月 検診マンモグラフィ撮影認定技師

研究発表

平成23年12月 愛知県放射線技師会 平成23年度 第2回西三地区研修会
演題名 : PET-CT検査における最適なオーバーラップ数の検討
平成24年10月 第28回日本放射線技師学術大会
演題名 : 体幹部を目的としたPET-CT検査における撮像体位の検討


平成25年入職和田 悠平

Q1入職の決め手は?
当院の評判は以前から聞いたことがあり、興味を持っていました。見学会に参加し、職場の環境・風土に感銘を受け、ここで働けば技師としても人間としても成長できると感じたことが入職の決め手となりました。
Q2実際に入職して感じたこと
先輩は話しやすく、職場の雰囲気も明るくて非常に良いです。また、勉強や研究に対しても意識の高い先輩が多く、自分で目標を持って努力するにはとても良い環境であると感じています。
Q31日のスケジュール
主に、救急・乳腺グループでCT検査を担当しています。
Q4これからの目標
臨床知識をもっと身に付けるとともに、どうすれば患者さんのためになるのかを考え、そのための行動を自発的に実行できるようになりたいです。
Q5後輩に向けて一言
当科は教育体制が整っており、目標と向上心を持って仕事に取り組む人をサポートする風土があります。技師として成長したいという方、私たちと一緒に働きませんか?

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