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部門紹介
診療部
内科
常勤医10名、非常勤医数名で、幅広く一般診療を担当しています。一般内科・高齢者診療を中心に、内分泌・代謝(糖尿病など)、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科などの専門医師が診療いたします。
入院に関しては、療養病床、回復期も担う一般病床を設けております。
なお、15歳以上(高校生以上)の患者さんに限っての診療としていますので、あらかじめご了承ください。
外科
当院は慢性期疾患と外傷性疾患の治療を行っております。その他、皮下膿瘍や粉瘤などの小外科領域疾患や熱傷なども対応しております。
また、乳がん検診(マンモグラフィ・乳腺超音波検査など)も行っておりますのでご利用ください。
整形外科
整形外科は骨、関節、筋肉、神経などの運動器の痛みや機能障害を治療します。外来診療の中で多いのは、膝や肩の関節の痛み(変形性関節症、五十肩など)、腰や頸の痛み(変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症など)、あるいは骨折・捻挫などの外傷です。お気軽にご受診ください。
眼科
非常勤医師、視能訓練士、看護師で白内障、緑内障、糖尿病性網膜症、結膜炎などの眼科全般の検査治療を行っています。
白内障以外の手術、入院が必要な場合には、藤田医科大学病院、刈谷豊田総合病院などの希望される病院へ紹介をしております。
看護・介護部
ごあいさつ
当院は2019年7月の移転と共に、より地域に密着した病院であることを目指して、高浜豊田病院としてリニューアルいたしました。リニューアル後には、透析センターの新設や地域包括ケア病床の開設など、より多様な患者さんのニーズにあった医療が提供できる体制を整備いたしました。急性期病院での治療後のリハビリや療養、ご自宅療養に向けた退院の支援など、一人一人の患者さんやご家族の方の思いやお考えを尊重し、質の高い看護・介護ケアが提供できるよう取り組んでおります。 患者さんやご家族の皆さんより「あなたがいてくれてよかった」と思っていただける看護・介護スタッフを育て、また「この病院を選んでよかった」と言っていただける病院であり続けることを目指して、努力してまいります。
看護・介護部の理念と組織
組織図
看護・介護部の取り組み
日常生活支援技術
日常生活支援技術とは、長期間にわたる寝たきり生活による廃用症候群(体を動かさないことにより、体の色々な機能が低下する症状)の予防や改善のために、背面開放座位やバランスボールマッサージ、用手微振動などを行うものです。
ナーシングサイエンスアカデミー主催の「生活支援技術」セミナーを受講し、院内でも認定制度を設けて安全で確実な技術の提供を行っています。
背面解放座位
廃用症候群の改善や予防のために“起きる”ケアを行っています。一人で座位になれない方には座位保持具「座ろうくん®」を使用し、その人の持つ残された機能を発揮できるように援助しています。残された機能を使うことは、情動の活発化や生活行動の拡大につながります。
- 座ろうくん®
- 床に足を付けて座ることで自分で座っている感覚が得られます。また、背部に空間ができるように座り、自分の体を自分で支えようとすることで脳や筋肉に刺激が加わります。
バランスボールマッサージ
バランスボールは、病気やケガなどで運動機能に障害が残ってしまった方のためのリハビリ用の道具です。現在では、フィットネスクラブやトレーニングジムなどでも使用されています。そのボールを使って、固くなった関節を緩めたり、腹部のマッサージを行って排便をコントロールしていきます。
- バランスボール
- 手で直接マッサージするよりも、広範囲をソフトにマッサージすることができます。
用手微振動
振せん法というマッサージの基本技術を応用し、手のひらを細かく振動させてマッサージを行います。固まった関節や筋肉にリズミカルな振動を与え、緩めていきます。
- 微振動
- 本来、マッサージは正しい知識を持った専門家でないと逆効果になることがありますが、微振動は皮下の浅い筋膜へ働きかけるものなので技術を習得すれば誰でも安全に行えます。
フットケア外来
糖尿病やフットケアについて研修を受けた看護師が、足の観察や神経障害・血流障害の程度をチェックし、足のお手入れをしています。
足のトラブルがある方は、一度、内科看護師にご相談ください。
※糖尿病で通院されている方で、医師が必要と判断した方に限ります。
病院で行われるフットケアは、マッサージ店やネイルサロンでするようなフットケアではなく、足の病気を起こさないようにする予防的なことから治療までのことをいいます。
透析センター
健診センター
リハビリテーション科
当院におけるリハビリテーション
「一人一人に合った適切なリハビリテーションを提供すること」という当院の基本方針に従い、入院・外来リハビリテーションを行っています。患者の皆さまとご家族を中心にして、医師・看護職員・介護職員・医療ソーシャルワーカー・管理栄養士など、さまざまな職種が協力して患者の皆さまの状況に合わせたリハビリテーションを提供するように努めています。
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅱ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
リハビリテーション部門のスタッフ
- リハビリテーション科医(非常勤1名)
- 病気や外傷の結果生じる障害を医学的に診断治療し、機能回復と社会復帰を総合的に提供することを専門とする医師です。刈谷豊田総合病院からリハビリテーション科医が来院し、診察・カンファレンスを行っています。また嚥下機能に問題がある方に対して、必要に応じて専門的な嚥下検査(嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査)を実施します。
- 理学療法士(常勤3名)
- 理学療法は寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなど、日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。主には、関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、呼吸機能の改善など身体機能向上に向けた訓練を行います。
- 作業療法士(常勤1名)
- 作業療法における「作業」とは毎日の生活や人生の中で行う行為のことを意味しています。例えば身の回りの動作や家事動作、趣味活動、楽に休むことなどが含まれます。作業療法士はこれらの生活行為を行いやすくすることで、生活が豊かになることを目的に訓練・環境調整・アドバイスを行います。
- 言語聴覚士(常勤1名)
- 言語聴覚療法では、嚥下(飲み込む)機能の改善やコミュニケーション能力の向上を目的としています。脳卒中、事故による頭部外傷、神経疾患などによって起こる摂食嚥下障がいや失語症、構音障がいなどに対して評価・練習を行います。患者さんの症状に合わせた練習を段階的に進め「食べる・飲み込む」「聞く」「話す」「読む」「書く」練習を行っています。
リハビリテーションの質を高めるための取り組み
医療法人豊田会では院外研修参加への援助体制を整え、職員の技術向上に努めています。また当院のリハビリテーション部門のスタッフは刈谷豊田総合病院リハビリテーション科での勤務経験があり、刈谷豊田総合病院と一体となった人材育成を行いリハビリテーションの質の向上を行っています。