病院概況
ごあいさつ
院長 小山 勝志
当院は、2000年に(医)豊田会の「保健・医療・福祉分野で社会に貢献します」という理念の基、主として慢性期医療を担当する病院として開院されました。現在は療養病床、障害者病床、地域包括ケア病床合計198床の入院病床を有しております。また、主として外来透析を担当する透析センター54床をはじめ、内科、整形外科、脳神経外科などの外来に加えて通院リハビリも提供しています。入院医療では、個々の患者さんの生命と生活機能を重んじ、必要な医療と療養環境を提供できるよう、医師、看護師、介護福祉士、リハビリ技師など全ての職員が協力しながら取り組んでいます。当院と刈谷豊田総合病院はオンラインで結ばれており、電子カルテによりさまざまなデータや画像情報などが共有化され、密接に連携できるようになっています。これにより、外来も専門的で質の高い医療の提供が可能となっています。
日本は急速な勢いで高齢化社会に突入しつつあり、当院の果たすべき医療の役割も徐々に変化しつつあります。当院は豊田会の施設の中で主として慢性期医療の部分を担当してきましたが、今後はそれに加えて地域の高齢者の方々のさまざまな医療ニーズに答えられる病院を目指してまいります。
理念・方針
理念・方針
病院方針
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1
患者権利の尊重・患者第一主義
患者権利を尊重し、常に患者・家族の立場に立ち、笑顔を絶やさず、患者によりそう安全で安心な医療を提供します。 -
2
地域医療・福祉への貢献
地域の医療・福祉関連施設および市町との連携を密にし、地域医療の発展に貢献します。 -
3
チーム医療を活かした療養環境
多職種で個々の医療知識と技術の向上を図り協働し、倫理観を大切にしたやすらぎのある快適な療養環境を提供します。 -
4
患者ニーズにあった入院サポート
回復期から慢性期・終末期まで、患者さんのニーズに合った医療・介護を提供し、入院生活をサポートします。 -
5
在宅への幅広い外来サポート
質の高い透析医療やリハビリテーションを提供し、細やかな訪問看護により在宅療養をサポートします。 -
6
働きがいのある職場づくり
職員の主体性とチャレンジ精神を尊重した、学び、成長、慈しみや充実を感じられる職場づくりに努めます。 -
7
健全で持続可能な医療提供
法令や社会的規範を遵守し、戦略的病院経営により、持続可能な医療を提供します。
患者の権利と責務
私たちは、患者の皆さまの権利を尊重し、安全で質の高い医療の提供に努めます。そのためには、患者の皆さまの主体的な参加が不可欠です。以下に掲げる事項は、患者さんと医療従事者が守るべき事項です。
【患者の権利】
- 安心して最善の医療を公平に受ける権利を尊重します。
- 患者さんは生命、身体、人格を尊重され、地位、国籍、人種、宗教、性別、疾病の種類によって差別されることなく、
最善の医療を受けていただく権利を持っています。 - 患者さんは生命、身体、人格を尊重され、地位、国籍、人種、宗教、性別、疾病の種類によって差別されることなく、
- 医療機関を自由に選択し、他の医師の意見を求める権利を尊重します。
- 患者さんは、検査や治療を受ける上で、医療機関を自由に選択する権利を持っています。
また、どのような診療の段階においても、他の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利を持っています。 - 患者さんは、検査や治療を受ける上で、医療機関を自由に選択する権利を持っています。
- 治療に関する情報を知り、説明を受ける権利を尊重します。
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・患者さん、またはその代理人は病名、症状、予後、治療と検査の内容とその危険性、
薬の効用と副作用などについて理解できるまで説明を受ける権利を持っています。 - ・治療、研究や教育の目的を含んだ医療行為について事前に説明を受ける権利を持っています。
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・診療記録の閲覧や写しの交付を受けたり、治療に要するまたは要した費用の明細、
公的補助に関する情報の説明を受ける権利を持っています。
- 治療に関する方法を自己の意思で決定する権利を尊重します。
- 患者さんは緊急時などの場合を除き、十分な情報と私たちの助言、協力を得た上で自己の意思により、
検査、治療、その他の医療行為に同意し選択あるいは拒否する権利を持っています。 - 患者さんは緊急時などの場合を除き、十分な情報と私たちの助言、協力を得た上で自己の意思により、
- 個人の情報が保護される権利を尊重します。
- 患者さんは、その承諾なしに、個人の情報を直接医療に関与する医療従事者以外の第三者に開示されない権利を
持っています。また、私的に干渉されない権利を持っています。 - 患者さんは、その承諾なしに、個人の情報を直接医療に関与する医療従事者以外の第三者に開示されない権利を
【患者の責務】
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自ら選んだ治療方針に沿って医療に参加する責任があります。ご自身の健康に関する情報を医療者にできるだけ
正確に伝え、また、同意された医療上の指示に従ってください。 - 病院の規則を守り、犯罪行為、迷惑行為を行わないなどの社会的ルールを守る責任があります。
- 検査や治療のために、必要な医療費を負担する責任があります。
医療法人 豊田会
2017年4月1日 [02版]
概要
名称 | 刈谷豊田東病院 |
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所在地 | 〒448-0862 愛知県刈谷市野田新町1丁目101番地 |
TEL | 0566-62-5111 |
FAX | 0566-62-5258 |
設置主体 | 医療法人豊田会 |
院 長 | 小山 勝志 |
病床数 | 198床(療養病床122床、障害者病床50床、地域包括ケア病床26床) 透析センター54床併設 |
職員数 | 231名(2023年4月1日現在) 医師 12名、看護師 110名、准看護師 7名、看護助手 7名、介護福祉士・介護員 37名、 薬剤師 6名、診療放射線技師 3名、臨床検査技師 2名、理学療法士 4名、 作業療法士 3名、言語聴覚士 2名、臨床工学技士 17名、管理栄養士 2名、 医療ソーシャルワーカー 4名、事務員 13名、設備員 2名 |
規模・敷地面積 | 10,480㎡ |
建物延面積 | 13,482㎡(うち、訪問看護ステーション82㎡、刈谷居宅介護支援事業所41㎡) |
開院日 | 2000年4月1日 |
診療科目 | 内科・整形外科・脳神経外科・リハビリテーション科 |
施設基準
療養病棟入院基本料I、障害者施設等入院基本料、地域包括ケア入院医療管理料2、療養病棟療養環境加算I、特殊疾患入院施設管理加算、脳血管疾患等リハビリテーション料II、運動器リハビリテーション料I、呼吸器リハビリテーション料I、薬剤管理指導料、医療機器安全管理料I、検体検査管理加算I、医療安全対策加算2、感染対策向上加算3、連携強化加算、サーベイランス強化加算、遠隔画像診断、ニコチン依存症管理料、がん性疼痛緩和指導管理料、がん治療連携指導料、患者サポート充実加算、糖尿病透析予防指導管理料、糖尿病合併症管理料、下肢末梢動脈疾患指導管理加算、在宅復帰機能強化加算、認知症ケア加算2、診療録管理体制加算2、CT撮影及びMRI撮影、人工腎臓、導入期加算2及び腎代替療法実績加算、透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算、データ提出加算1、入退院支援加算1、栄養サポートチーム加算
施設認定
保健医療機関 | 2000年 4月 1日 |
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労災指定医療機関 | 2000年 7月 1日 |
結核医療機関 | 2000年 4月 3日 |
原爆被爆者一般疾病医療機関 | 2000年 4月 3日 |
生活保護法指定医療機関 | 2000年 4月 3日 |
指定自立支援医療機関(育成・更生) | 2002年 4月 1日 |
指定自立支援医療機関(精神通院医療) | 2006年 4月 1日 |
臨床研修病院 | 2009年 9月24日 |
特定医療(指定難病)指定医療機関 | 2014年 12月10日 |
学会認定
日本静脈経腸学会認定NST稼働施設 | 2006年 2月7日 |
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日本栄養療法推進協議会認定NST稼動施設 | 2007年 9月1日 |
沿革
2000年4月 | 開設 病床数100床 |
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2001年4月 | 病床数 120床 |
2001年11月 | 病床数 122床 |
2002年5月 | 透析センター開設 |
2004年2月 | ISO14001認証取得 |
2005年5月 | 日本医療機能評価機構(療養病院)認定 |
2006年3月 | 東棟新設 病床数 228床 |
2006年4月 | 病院名称変更「刈谷豊田総合病院東分院」 |
2006年10月 | 病床数 230床 |
2007年12月 | ISO14001認証取得/登録から自己宣言へ |
2008年2月 | ISO9001認証取得 |
2010年5月 | 日本医療機能評価機構(療養病院Ver.6.0)認定 |
2015年3月 | 日本医療機能評価機構「機能種別評価項目3rdG:Ver.1.0」(慢性期病院)認定 |
2019年4月 | 病床数 198床 |
2019年7月 | 病院名称変更「刈谷豊田東病院」 |
2020年5月 | 日本医療機能評価機構「機能種別評価項目3rdG:Ver.2.0」(慢性期病院)認定 |
2020年7月 | 刈谷訪問看護ステーション・刈谷居宅介護支援事業所を併設 |
2020年11月 | ISO9001認証返上、品質管理の取り組みは継続 |