輸血グループ

輸血検査・一般検査・採血業務・糖尿病療養指導などを行っています。患者さんと接する機会が多く、ホスピタリティーが求められるグループです。

輸血検査

血液製剤の管理や輸血検査、臨床への製剤供給など院内の輸血業務を担っています。輸血の患者情報や血液製剤の情報はシステムで管理され、I&A認定施設として安全で適正な輸血療法が実施できるよう努めています。輸血検査は主に全自動輸血検査装置を導入しており、血液型の再検査や不規則抗体同定検査は技師が試験管法で検査を行います。
(I&A:適切な輸血管理が行われている施設を保証する資格)

一般検査

尿・便・体腔液・精液などを取り扱います。尿沈渣は全自動尿中有形成分分析装置を用いており、異常所見がある場合や医師による目視依頼がある場合は、技師が標本作成、鏡検します。尿中異型細胞は悪性細胞の早期発見につながり、臨床的に大きな意義をもたらします。異型細胞を認めた際は病理部門と連携・協議した上で、医師に連絡し細胞診検査の追加を推奨しています。

採血業務

中央採血室での採血業務が円滑に進むよう管理しています。中央採血室にはWEBカメラが付いており、検査室からモニターを通じて中央採血室の状況や患者さんの待ち人数が分かります。外来の採血患者数は多い時で500名を超えるため、モニターの情報から採血技師の人数調整を行い、患者さんの採血待ち時間短縮に努めています。

糖尿病療養指導

自己血糖測定器の患者説明や糖尿病チームの一員として教育入院の患者指導を行っています。糖尿病療養指導士が数多く在籍しており、専門性の高い療養指導が実現できています。
教育入院では多職種と密接な連携を保ち、専門性を生かしたチームアプローチができるよう努めています。