平成27年度 刈谷豊田総合 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1526 458 567 948 1394 1628 3056 3750 2432 545
当院の入院患者さんは70歳代が一番多く23%を占め、60歳以上の患者さんが全体の60%を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 323 24.01 21.69 24.15 83.2
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 296 12.24 14.34 1.69 70.1
040040xx99100x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 176 2.34 3.29 0.57 69.17
誤嚥性肺炎、肺炎、肺の悪性腫瘍の症例が多くなっています。誤嚥性肺炎における転院率の高さは、病診連携により急性期治療後の慢性期治療への移行がスムーズに出来ていると考えられます。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 125 8.26 13.03 0 68.51
060150xx03xx0x 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 定義副傷病 なし 120 4.38 5.56 0 34.78
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 107 5.34 6.96 0 58.96
 外科で一番多い症例は、ソケイヘルニアですが、腹腔鏡下で行うソケイヘルニア手術は、DPC対象外となり表には表せていません。
 肺の悪性腫瘍への治療も手術、抗がん剤治療、放射線治療と多岐にわたる医療の提供ができています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 166 32.47 28.7 28.92 80.25
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 1あり 150 2.18 3.11 0 68.95
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2 なし 84 21.01 23.32 0 65.13
 年齢階級別で60歳以上が多く転倒等による股関節、大腿骨骨折の症例が多くなっています。また、脊柱管狭窄等、腰椎疾患に力をいれており大腿骨骨折に次いで多くなっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 208 19.77 18.3 2.88 81.3
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 126 3.07 4.87 0 65.41
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 83 2.4 3.07 0 66.66
 心不全・狭心症の症例で平均年齢も60歳以上と高齢の患者が多くなっています。
狭心症、心筋梗塞などの症状への治療として経皮的カテーテル検査・ステント留置など多く行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2 なし 331 5.23 5.72 0 3.02
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 111 4.32 5.5 0 3.99
030270xxxxxxxx 上気道炎 105 4.68 4.83 0 2.65
 小児科の症例で最も多いのは、15歳未満の肺炎となっており、次いで腸炎、上気道炎であり、いずれの疾患も3歳前後が多くなっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 168 2.36 2.89 0 54.61
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 75 9.64 14.03 0 66.87
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 65 6.95 8.02 0 72.63
 腎・尿管結石による体外衝撃波腎・尿管結石破砕術を施行する患者が多くなっています。男性に多い前立腺癌の検査として実施する生検も次いで多いですがDPC対象外であり表に表れていません。膀胱腫瘍は男女として多く内視鏡下での手術が主流となっています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 184 8.36 8.2 0 18.55
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 77 5.82 7.76 0 54
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 55 5.13 5.53 0 34.44
耳鼻科の症例は、慢性扁桃炎の症例で年齢階級別でも症例が分散されていて特に、10代の患者さんが多くなっています。また、睡眠時無呼吸の検査を中心に症例が増加傾向となっています。


 
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 81 4.96 6.5 0 41.32
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 63 7.02 6.34 0 44.49
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 56 9.07 10.18 0 43.2
新生児集中治療室・新生児回復室の機能を持ち合わせており、年間約500件の分限件数を取り扱っています。また、婦人科としても良性腫瘍・悪性腫瘍を問わず侵襲の低い腹腔鏡下での手術を多く実施しています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 117 23.61 18.08 14.53 71.94
010060x099000x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 106 21.31 15.8 12.26 76.13
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 65 7.46 7.03 1.54 56.31
神経内科の症例は、脳梗塞の症例が多く平均年齢も70歳以上と高くなっています。早期の治療開始と、当院併設の回復期リハビリ病棟での早期在宅復帰を目指しています。

脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 76 12.18 10.02 3.95 72.84
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 70 30.21 19.32 22.86 68.8
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 45 2.04 3.15 0 65.47
脳神経外科の症例は、脳出血による外科的治療と脳動脈瘤による内視鏡的治療を多く行っています。早期の治療開始と、当院併設の回復期リハビリ病棟での早期在宅復帰を目指しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 69 10.07 11.97 0 66.25
080100xxxxxxxx 薬疹、中毒疹 33 8.27 11.65 0 50.76
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 32 8.19 8.97 0 63.59
皮膚科の症例は、蜂窩織炎などの急性膿皮症が多くなっています。次に食べ物や薬などでおこる薬疹・中毒疹等も多く扱っており、状態によっては集中治療室での治療となることもあります。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり 40 2.93 3.38 0 15.48
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 15 13.53 7.99 0 69.93
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 - - 9.57 - -
眼科の症例は、白内障での症例を一番多く扱っており一泊二日での治療となっています。白内障による水晶体再建術を実施した場合DPC対象外であり表に表れていません。緑内障症例に対しては10件以下であり「-」として表しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx9910xx 弁膜症(連合弁膜症を含む) 手術なし 処置1:心臓カテーテル法による諸検査 処置2なし 17 2.06 5.62 0 70.94
050161xx97x2xx 解離性大動脈瘤 その他の手術 処置2:持続緩徐式血液濾過等(2) 13 38.00 42.40 0 68.08
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 処置2:中心静脈注射等(1) 11 15.00 22.62 0 72.91
 心臓弁膜症・大動脈瘤の患者が多く大半は手術を目的とした予定入院となっています。平均年齢も65歳以上と高齢の患者が多くなっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 57 18 21 17 65 124 1 7,6
大腸癌 53 28 79 35 51 85 1 7,6
乳癌 56 26 - - 45 27 1 7,6
肺癌 83 20 16 22 180 304 1 7,6
肝癌 - 15 - - 15 142 1 7,6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がん(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)について集計期間に入院治療を行った初発患者と再発患者の病期分類別延べ患者数です。
がんの進行度はStageや病期分類という言葉で表され、がんの拡がり・周辺へのリンパ節転移・遠隔臓器への転移の3つで決定されます。
これらの情報をもとにがんのStageは、Stage0、StageⅠ、StageⅡ、StageⅢ、StageⅣまで分類され、StageⅣが最も進行している状態となります。
当院では初発・再発を含め、肺癌が最も多く、次いで大腸癌、胃癌となっています。
胃癌、乳癌、肺癌については健診後にStageⅠの段階で発見されるケースが多く見受けられます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 67 8.85 51.51
重症度 1 102 13.99 75.27
重症度 2 82 14.24 79.91
重症度 3 22 18.64 80.73
重症度 4 - - -
重症度 5 - - -
不明 - - -
成人市中肺炎の重症度が高くなるほど平均年齢も高くなっている傾向にあり、重症度「0」以外の平均年齢はすべて70歳以上となっています。
 ※市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎です。原因菌の多くは肺炎球菌、インフルエンザ桿菌で、インフルエンザ流行期ではウイルス性の肺炎も頻度が高くなります。高齢者では症状がはっきりしない場合もあります。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 38 6.32 71.24 2.13
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 307 28.99 73.95 18.29
その他 32 27.41 76 1.18
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 51 6.49 70.57 0
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
脳梗塞の患者が最も多く、発症より3日以内の症例がほとんどです。在宅復帰に向けて回復期リハビリ病棟でのリハビリにより平均在院日数が長くなっています。また、平均年齢も高齢となっています。
※脳梗塞とは
脳に酸素や栄養を送る血管が細くなったり、詰まることによって、脳が壊死となる病気です。治療が遅れると死亡や重い後遺症が残りますが、発症後早期(3日以内)に治療することによって、社会復帰できる可能性が高くなります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 334 1.2 1.12 0 54.98
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 172 2.05 3.8 0 61.33
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 等 118 0.43 2.94 0 34.91
2泊3日入院の腹腔鏡下ヘルニア手術を多く実施しており、当院では、腹腔鏡下で行う手術を主要としています。低侵襲の手術である腹腔鏡を使った手術を多く取り入れることで入院期間の短縮に努めています。
※腹腔鏡手術とは
腹部に3~15ミリ程度の穴を数か所開けて、そこから腹腔鏡や専用の手術器具を挿入し、モニターに映し出される腹腔内の様子を観察しながら手術を行う方法。開腹手術よりも患者の身体的負担が少なく、回復も早い。
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K654 内視鏡的消化管止血術 129 1.94 15.36 3.1 68.49
K721-21 内視鏡的大腸ポリープ切除術 長径2センチメートル未満 等 78 2.63 2.63 0 69.62
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 等 69 7.38 11.17 2.9 67.09
内視鏡下で行う消化管の止血術、ポリープ切除を多く行っています。次いで人工透析での治療に必要である内シャント設置術を多く行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 等 147 2.09 15.23 2.04 63.8
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 125 3.47 24.97 26.4 77.09
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方椎体固定 73 1.93 16.16 1.37 63.84
椎間板ヘルニア等の治療を多く実施しており、脊椎の手術を多く実施しています。
年齢階級別患者でも60歳以上の患者が多く転倒などによる骨折観血的手術も多くなっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 等 172 0.31 1.33 0 55.19
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 82 1.06 5.6 0 71.88
K843 前立腺悪性腫瘍手術 76 1 7.64 0 66.93
腎・尿管結石による体外衝撃波腎・尿管結石破砕術を多く行っており石の大きさによっては一度ですべて破砕出来ない場合もあります。前立腺悪性腫瘍手術において、手術支援ロボット(ダヴィンチ)での手術も行っています。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 99 1.2 1.96 0 66.31
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 等 72 0.06 16.01 2.78 67.81
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 61 0.87 1.02 0 64.02
不安定狭心症や心筋梗塞の治療のため、詰まっている血管にステントを留置する経皮的冠動脈ステント留置術を多く行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 等 474 0.23 1.19 0 72.42
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 等 30 1.2 11.77 0 67.97
K2423 斜視手術 前転法及び後転法の併施 18 0.83 1 0 20.22
白内障治療の手術を多く行っています。次いで硝子体、斜視に対する手術が多くなっています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 103 1.01 2.95 0 40.74
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 64 1.22 5 0 45.47
K867 子宮頸部(腟部)切除術 53 1 2.58 0 38.83
子宮癌、子宮筋腫に対する手術を多く行っており、産婦人科では低侵襲の手術である腹腔鏡を使った手術を多く取り入れることで入院期間の短縮に努めています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 177 1.05 6.46 0 18.95
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 38 0.11 4.42 0 40.66
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 38 0.97 4.03 0 54.71
耳鼻科では、慢性・急性扁桃炎に対して行う口蓋扁桃手術を多く行っています。次いで扁桃に膿が溜まる症例で膿を切開して出す手術を多く行っています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 76 1.32 9.54 3.95 74.11
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 等 48 5.83 31.46 18.75 52.67
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 26 3.27 14.12 11.54 70.23
慢性硬膜下血腫の治療は外科的手術として、血腫へ針を刺して血腫を洗浄する手術を多く行っています。また、脳腫瘍による腫瘍摘出術も多く行っています。術後は、ICUでの集中治療の実施と在宅復帰へ向けた回復期リハビリ病棟でのリハビリを中心に行っています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術 仮死第1度のもの 54 0 10.33 1.85 0
K9132 新生児仮死蘇生術 仮死第2度のもの 10 0 16.5 20 0
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) - - - - -
新生児集中治療室、新生児治療回復室の施設基準を取得しているため、当院での出生時における新生児の仮死蘇生術を多く行っています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 14 0.07 5.64 7.14 77.86
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2センチメートル未満 10 0.2 3.8 0 41.4
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6センチメートル以上 等 - - - - -
皮膚に出来た腫瘍の大きさ・場所・形状により実施手術が多くあり、当院では皮膚悪性腫瘍手術、良性腫瘍手術とも多く行っています。
※露出部とは半袖、半ズボン、帽子着用で外から見える部分のことをいいます。

心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの) 2吻合以上のもの 24 8.00 20.04 8.33 72.29
K5607 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(その他のもの) 15 2.60 13.33 0 71.87
K5601ニ 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈 その他のもの 13 3.08 33.23 0 71.23
 人工心肺を使わないで行う冠動脈、大動脈バイパス移植術を多く行っています。また、人工心肺を使用して行う患者も定期的に発生します。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 31 0.19
異なる 37 0.23
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 137 0.84
異なる - -
いずれも発生率は1%未満と低いですが、患者さまの状態により臨床上おきてしまう症例であり、おきてしまうと重篤になりうる傷病名の発生率を公表しています。
・手術・処置等の合併症
 患者さまの治療は最善細心の注意を払っておりますが、手術・処置等の合併症は患者さまの状態によって引き起こされてしまいます。臨床上ゼロにすることは非常に厳しいですがリスクの無いよう対応しています。
・敗血症
 敗血症はさまざまな病原体が血液中に広がってしまうことで起こります。慢性および消耗性疾患で免疫力が落ちている場合には起こりやすいといわれています。敗血症になると一刻を争う治療が必要となりショック、多臓器不全に陥ることで死亡率も高い傷病です。
※「-」は10件未満であり掲示はしていません。
更新履歴
28年9月29日
新規 病院情報公開に伴う掲示