臨床検査
検査室では生化学検査・血液検査・尿検査などの検体検査、生理検査室では患者さんの身体から直接情報を得る心電図・ホルター心電図・心エコー・ABI・ホルター血圧・肺機能検査を行っています。
当院には、刈谷豊田総合病院(本院)と同じ検査システムが導入されております。検査データは全て共有化されているため、本院と東分院のどちらで検査されても診察室でデータを確認できます。
■検体検査
生化学自動分析装置、血球分析装置、グリコヘモグロビン分析装置、尿分析装置が導入され、診察前の当日検査に対応し、迅速かつ正確なデータを提供しています。
細菌検査・病理検査などは本院にて検査を実施しています。
当日結果待ち対応検査
- 生化学検査30項目
肝機能、腎機能、脂質や糖代謝検査項目など
- 血液検査
赤血球数、白血球数、ヘモグロビン
ヘマトクリット、血小板数
- 尿検査
尿蛋白、尿糖、尿潜血など
■生理検査
- 心電図
心臓を動かす電気の流れを体の表面に付けた電極から検出し、波形として記録します。
- ホルター心電図
携帯型の心電計をほぼ一日装着して、日常生活の中での心電図変化を記録します。
(入浴・運動以外は、特に制限事項はありません)
- ホルター血圧(ABPM)
携帯型の血圧計を装着して、1日の血圧の変化を1時間ごとに記録します。
- 心エコー
胸の上から超音波を当てて、心臓の形・大きさ・動き・弁の働きを観察して、心臓の機能を評価します。
- ABI
両手・両足の血圧を同時に測定することにより、動脈硬化の程度や動脈の狭窄・閉塞状態を評価します。
- 肺機能検査
口だけで息を吸ったり吐いたりして、肺活量や気道の閉塞を調べます。