歯科撮影
当科では歯科撮影として、パントモ撮影、セファロ撮影、歯科用CT撮影、デンタル撮影を行っています。
パントモ撮影(断層撮影)は、歯列の状態や顎の骨折などの診断に使用します。セファロ撮影(頭部規格撮影)は、口腔外科では頭部の骨の歪みや発育状態の確認、耳鼻科では“いびき”に関する気道の状態を確認する際に行います。
歯科用CT撮影は、歯列や顎の骨の検査を目的とし、いわゆる“親知らず”を抜歯する際や歯の根元に病気が疑われる際に撮影が必要となる場合があります。一般的なCT装置と比べて少ない被ばく線量で検査することができます。
デジタル撮影は、より詳細な画像を撮影することができ、虫歯や治療過程の確認ができます。
使用装置
朝日レントゲン | AUGE SOLIO Z CMF |
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検査の流れ・所要時間
パントモ撮影
顔の横を軽く固定し、専用器具を前歯で咬み合わせて検査します。15秒程度、顔の周りを装置が回り、撮影します。この間、身体を動かさないようにしてください。セファロ撮影
専用器具を耳に入れて検査します。目的に応じて1〜2方向の撮影を行います。歯科用CT撮影
バンド等を使用して頭部を固定して検査します。15秒程度、顔の周りを装置が回り、複数回撮影します。この間、身体を動かさないようにしてください。デジタル撮影
フィルムを装填した撮影補助具を噛み、頬の辺りから撮影を行います。
検査時間は、パントモ撮影、セファロ撮影、デジタル撮影は約5分、歯科用CT撮影は約10分です。
(撮影部位や撮影枚数により検査時間は異なります)
注意事項
ヘアピン・ネックレス・ピアス・義歯などの金属・プラスチック類は、画像に写り込んでしまうため外していただく必要があります。あらかじめご了承ください。