輸血検査
輸血に関する検査や、使用する血液製剤の管理を一括して行っております。 コンピュータを用いて患者情報、患者データ、血液製剤の管理、統計処理など、安全で適正な輸血療法が実施できるよう努めております。
- 輸血療法とは
- 患者さんご自身で十分な血液が作れなかったり、事故や大量出血により生命に危険が生じる場合、その成分を補うために行う治療方法です。このときに使用するものを「血液製剤」といいます。
- 血液製剤とは
- 献血で得た貴重な資源である血液を原料として、血液をそのまま使用したり 、各成分に分けて赤血球・血小板・血漿・アルブミン製剤などの成分製剤を作ります。これらを血液製剤といいます。
- 自己血輸血とは
- 他人の血液を輸血することは一種の臓器移植であり、感染症、発熱、発疹などの副作用のリスクを伴います。このリスクを避ける目的で自分の血液を貯血し、必要時に輸血する療法です。 輸血に伴う「リスク」を最小限にするため、自己血輸血を推奨しています。
輸血に 関する検査 |
- ABO式・Rh式血液型
- HCV抗体検査
- HTLV-1抗体検査
- 交差適合試験
- その他、輸血に関する検査
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- HBウィルス関連検査
- HlV抗体検査
- 梅毒血清学的検査
- 赤血球不規則抗体検査
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管理業務 |
- 血液製剤の発注・納品
- 血液製剤の払い出し・搬送
- 血液製剤の保管管理
- 血液製剤の放射線照射
- 輸血に関する情報提供
- 輸血に関する備品や台帳の管理
- 適正な輸血の推進、教育啓蒙
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