検体検査
検体検査は、患者さんから得られた材料(検体)を用いて行われます。
検体には、尿・便・痰など患者さんの体外に排出されるものと、血液・穿刺液などのように体内から採り出されるものがあります。
これらの材料を集めて臨床検査技師が最新の分析器とシステムを駆使し、迅速かつ正確なデータを提供しております。
2021年1月1日より、血液検査項目(41項目)について、国内共通の「共用基準範囲」を採用いたします。詳細はこちらをご参照ください。
生化学検査
血液中の化学的成分の分析をします。搬送ラインを検体が流れていき、多数の項目を短時間で処理していきます。
免疫血清検査
ウイルスやがんなどによってできた蛋白などを分析します。肝炎やエイズなどの検査はこちらで行います。
血液検査
血夜中の赤血球・白血球・血小板などの数の算定や細胞の分類を行い、血液の病気(貧血・白血病など)がないかを調べます。
一般検査
尿・便・体液などの細胞成分や化学的な検査をします。特に尿沈査(尿中の細胞成分)ではさまざまな病気の情報が顕微鏡を通して得られます。