Q&A

乳腺検査

マンモグラフィ検査の適正時期はありますか?
マンモグラフィ検査は、乳房をプラスチックの板で押さえ、薄く伸ばした状態で撮影を行います。痛みを伴う場合がありますが、被ばく量を減らし、より情報の多い写真を撮るためには適切な圧迫が必要となります。
ただ、同じ強さの圧迫でも、生理周期のホルモンの影響により、痛みの感じ方が大きく異なります。乳房が硬くなり痛みを感じる時期に検査を行うと、圧迫での痛みが強くなりますので、なるべくこの時期を避けて、乳房の柔らかい時期に検査を受けることをおすすめします。具体的には、生理終了後7日~10日の間が良いといわれています。
自分で乳房の変化に気付くことはできますか?
自己検診を続けることで、普段とは違う乳房の変化に気付くことができます。下記のリンクページに掲載されている自己チェックの方法をご参照ください。
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マンモグラフィ・超音波検査で病変が指摘されたときはどうなりますか?

検査で悪性疑いもしくは悪性を否定できない病変が指摘された場合のフローチャートを示します。
まず、指摘された病変に対して、実際に細胞や組織を採取してその良性・悪性を調べます。細胞を採取する場合は細胞診、組織を採取する場合は組織診またはマンモトーム生検を行います。
超音波で描出された病変の場合、その病変の適応に合わせて細胞診・針生検・超音波ガイド下マンモトーム生検が選択されます。
マンモグラフィでしか描出できない病変の場合はステレオガイド下マンモトーム生検が選択されます。

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